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  1. 大和郡山市議会 2015-02-26
    02月26日-01号


    取得元: 大和郡山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-07
    平成27年  2月 定例会(第1回)       ◯平成27年第1回大和郡山市議会定例会会議録(第1号)    ───────────────────────────────────           平成27年2月26日 (木曜日) 午前10時3分 開会    ───────────────────────────────────諸  報  告    1. 10・11・12月分例月出納検査及び定期監査の結果について    2. 一般財団法人大和郡山文化体育振興公社に関する報告について    3. 大和郡山市新型インフルエンザ等対策行動計画について議 事 日 程 日程第1  会議録署名議員の指名について 日程第2  会期の決定について 日程第3  議会改革特別委員会の中間報告について 日程第4  議案第1号  市道路線の認定について 日程第5  議案第2号  大和郡山市清掃センター(ごみ焼却施設)延命化工事請負契約につい              て 日程第6  議案第3号  平成26年度大和郡山市一般会計補正予算(第7号)について 日程第7  議案第4号  平成26年度大和郡山市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)につ              いて 日程第8  平成27年度大和郡山市施政方針について 日程第9  平成27年度大和郡山市教育行政方針について 日程第10  議案第5号  大和郡山市情報公開条例の一部改正について 日程第11  議案第6号  大和郡山市行政手続条例の一部改正について 日程第12  議案第7号  地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施              行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について 日程第13  議案第8号  大和郡山市認定こども園条例の一部改正について 日程第14  議案第9号  大和郡山市立幼稚園保育料及び入園料条例の全部改正について 日程第15  議案第10号  大和郡山市保育の実施に関する条例の全部改正について 日程第16  議案第11号  大和郡山市手話に関する基本条例の制定について 日程第17  議案第12号  大和郡山市介護保険条例の一部改正について 日程第18  議案第13号  大和郡山市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関              する基準等を定める条例等の一部改正について 日程第19  議案第14号  大和郡山市小規模住宅地区等改良事業施行に関する条例の廃止につい              て 日程第20  議案第15号  大和郡山市手数料徴収条例の一部改正について 日程第21  議案第16号  大和郡山市空家等の適正管理に関する条例の制定について 日程第22  議案第17号  大和郡山市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一              部改正について 日程第23  議案第18号  平成27年度大和郡山市一般会計予算について 日程第24  議案第19号  平成27年度大和郡山市国民健康保険事業特別会計予算について 日程第25  議案第20号  平成27年度大和郡山市後期高齢者医療事業特別会計予算について 日程第26  議案第21号  平成27年度大和郡山市介護保険事業特別会計予算について 日程第27  議案第22号  平成27年度大和郡山市介護サービス事業特別会計予算について 日程第28  議案第23号  平成27年度大和郡山市公園墓地事業特別会計予算について 日程第29  議案第24号  平成27年度大和郡山市公共用地先行取得事業特別会計予算について 日程第30  議案第25号  平成27年度大和郡山市水道事業会計予算について 日程第31  議案第26号  平成27年度大和郡山市下水道事業会計予算について       (日程第4から日程第7及び日程第10から日程第31までは提案理由説明のみ)    ───────────────────────────────────本日の会議に付した事件 議事日程に同じ    ───────────────────────────────────                   出 席 議 員(24名)                          1番  東 川 勇 夫 君                          2番  西 川 健 次 君                          3番  林   浩 史 君                          4番  松 田 みつる 君                          5番  上 田 健 二 君                          6番  福 田 浩 実 君                          7番  村 田 俊太郎 君                          8番  田 房 豊 彦 君                          9番  吉 川 幸 喜 君                          10番  金 銅 成 悟 君                          11番  堀 川  力  君                          12番  尾 口 五 三 君                          13番  高 橋 朋 美 君                          14番  出 口 真 一 君                          15番  田 村  俊  君                          16番  池 田 篤 美 君                          17番  北 門 勇 気 君                          18番  西 川 貴 雄 君                          19番  仲   元 男 君                          20番  乾   充 徳 君                          21番  遊 田 直 秋 君                          22番  辻 本 八 郎 君                          23番  大 垣 良 夫 君                          24番  田 村 雅 勇 君    ───────────────────────────────────                   欠 席 議 員(なし)    ───────────────────────────────────               説明のため出席した者                       市   長  上 田  清  君                       副 市 長  吉 村 安 伸 君                       教 育 長  赤 井 繁 夫 君                        総務部長  森   康 好 君                      市民生活部長  猪 岡 寛 行 君                   福祉健康づくり部長  山 田 弥壽次 君                      産業振興部長  上 田  亮  君                      都市建設部長  吉 田 昌 義 君                      上下水道部長  水 本 裕 丈 君                        教育部長  西 尾 卓 哉 君                        財政課長  八 木 謙 治 君    ───────────────────────────────────                事務局職員出席者                        事務局長  北 森 正 一                       事務局次長  熊 木 俊 行                   議事係長兼調査係長  森   佳 輝    ───────────────────────────────────               午前10時3分 開会 ○議長(出口真一君) ただいまから平成27年第1回大和郡山市議会定例会を開会いたします。    ─────────────────────────────────── ○議長(出口真一君) 市長より招集の挨拶がございます。 上田市長。         (上田 清君登壇) ◎市長(上田清君) おはようございます。本日ここに平成27年第1回大和郡山市議会定例会を招集いたしましたところ、皆様方におかれましては、年度末、何かと御多忙のところ御出席をいただき、厚く御礼を申し上げます。 今定例市議会に提案を申し上げました議案等につきましては、既にお手元にお配りいたしておりますとおり、条例の一部改正議案等15件、平成26年度一般会計等補正予算案2件及び平成27年度一般会計、特別会計並びに公営企業会計予算案9件でございます。 何とぞ慎重に御審議をいただきまして、それぞれの議案につきまして御議決を賜りますようお願いを申し上げ、平成27年第1回大和郡山市議会定例会の招集の挨拶といたします。どうぞよろしくお願いをいたします。    ─────────────────────────────────── ○議長(出口真一君) 次に、議会運営委員会の結果を委員長より報告願います。 6番 福田議会運営委員会委員長。         (福田浩実君登壇) ◆議会運営委員会委員長(福田浩実君) おはようございます。ただいまから議会運営委員会の結果について御報告申し上げます。 今期定例会は、本日から3月16日までの19日間といたします。 本日は、まず諸報告3件があります。次に、日程に入り、日程第1で会議録署名議員の指名を、日程第2で会期の決定を行います。続いて、日程第3で、閉会中に開かれました議会改革特別委員会の中間報告を行います。次に、日程第4 議案第1号から日程第7 議案第4号までの4議案の提案理由の説明を求めます。続いて、日程第8で平成27年度大和郡山市施政方針について、日程第9で平成27年度大和郡山市教育行政方針についての説明を受けます。次に、日程第10 議案第5号から日程第31 議案第26号までの22議案の提案理由の説明を求めます。 27日は、議案熟読のため、休会いたします。 3月2日に再開し、日程第1で、施政方針及び教育行政方針に対する質疑を行います。次に、日程第2で、議案第1号から議案第17号までの17議案に対する質疑の後、各委員会に付託をいたします。続いて、日程第3で、議案第18号から議案第26号までの9議案に対する質疑の後、予算特別委員会を設置し、同委員会へ付託をいたします。 3月3日から11日までは、本会議を休会し、各常任委員会及び特別委員会を開会いたします。 12日と13日は、一般質問を行います。 16日の最終日は、日程第1で、議案第1号から議案第26号までの26議案に対する各委員長報告について、質疑、討論、表決を行います。 本定例会の会期及び議事日程並びに委員会招集日表と議案付託表につきましては、お手元に配付されているとおりでございます。議員各位におかれましては、よろしく御協力のほどをお願いいたしまして、報告を終わります。    ─────────────────────────────────── ○議長(出口真一君) これより本日の会議を開きます。    ─────────────────────────────────── ○議長(出口真一君) ただいまの出席議員数は24名であります。    ─────────────────────────────────── ○議長(出口真一君) 諸報告に入ります。 10・11・12月分例月出納検査及び定期監査の結果については、既に皆様のお手元に御配付申し上げております。    ─────────────────────────────────── ○議長(出口真一君) 次に、一般財団法人大和郡山文化体育振興公社に関する報告について、御質疑はございませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(出口真一君) 御質疑がないようでありますので、本件についてはこの程度で打ち切ります。    ─────────────────────────────────── ○議長(出口真一君) 次に、大和郡山市新型インフルエンザ等対策行動計画について、御質疑はございませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(出口真一君) 御質疑がないようでありますので、本件についてはこの程度で打ち切ります。    ─────────────────────────────────── ○議長(出口真一君) これより日程に入ります。    ─────────────────────────────────── ○議長(出口真一君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員を会議規則第81条の規定により、議長より指名いたします。             9番 吉 川 幸 喜 君             15番 田 村   俊 君 以上2議員の方にお願いをいたします。    ─────────────────────────────────── ○議長(出口真一君) 日程第2 会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から3月16日までの19日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(出口真一君) 御異議なしと認めます。 よって会期は19日間と決定いたしました。 なお、本定例会の会期及び議事日程並びに委員会招集の内容につきましては、皆さんのお手元に配付しておりますから、御清覧おき願います。    ─────────────────────────────────── ○議長(出口真一君) 日程第3 閉会中に開会されました議会改革特別委員会の中間報告を求めます。 9番 吉川議会改革特別委員長。         (吉川幸喜君登壇) ◆議会改革特別委員長(吉川幸喜君) 皆さん、おはようございます。 ただいまから議会改革特別委員会の中間報告を申し上げます。 委員会は、去る2月24日午後1時半から開会しました。本委員会で、最後に議論することとしてきました議会基本条例について審査いたしました。 まず、議会基本条例の内容と全国や奈良県内の制定状況について説明を求め、各委員の意見を聞きました。その主なものは、議会基本条例は議会の基本原則などを定める重要な条例であり、策定すべきであるが、我々議員が十分議論して、納得できる大和郡山市議会に適した条例にしなければならないという意見や、策定には時間を要し、策定委員会等で議論を進めている自治体も多く、全国の事例を参考にして時間をかけて本市独自の条例制定に向けて検討していくべきであるという意見もありました。また、議会基本条例は議会のあり方を決めていく重要な条例であり、改選後の新メンバーも含め、自治基本条例の策定経過も参考にして、じっくり検討していけばいいのではないかという意見もありました。さらに、多くの議会で策定に向けた議論がなされ、議会の透明性や説明責任は重要であるという意味で基本条例は策定していくべきであるが、議論するには改選まで余りにも短く、改選以降に中身の濃い議論を交わし、継続していく必要があるのではないかという意見もありました。また、議会基本条例策定の議論自体に異論はないものの、議論だけでなく、できることからやっていくという姿勢が大切ではないかという意見もありました。 委員の意見を聞かせていただき、議会基本条例については改選後の課題として送らせていただくことについて諮り、全員異議なく改選後の課題として送ることと決しました。 最後に、一委員から、議会改革特別委員会での審査内容を市広報誌つながりに掲載して市民に知らせるべきであると考えているので、議会運営委員会に提案したいとの意見もありました。 以上が、議会改革特別委員会の中間報告であります。議員各位の御理解をお願いしまして、報告を終わります。 ○議長(出口真一君) ただいまの中間報告に対する質疑に入ります。御質疑はございませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(出口真一君) 御質疑がないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめます。    ─────────────────────────────────── ○議長(出口真一君) 日程第4 議案第1号から日程第7 議案第4号までの4議案を一括議題といたします。 朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。 吉村副市長。         (吉村安伸君登壇) ◎副市長(吉村安伸君) おはようございます。それでは、ただいま上程をいただきました議案第1号から議案第4号までの4議案につきまして、一括して提案の説明を申し上げます。 日程第4 議案第1号 市道路線の認定について御説明申し上げます。 今回、認定予定の道路は、城見町地内線、慈光院線が2路線、西田中町地内線、古荒支線、城町地内線の計6路線でございます。 本案につきましては、都市計画法に基づき帰属された道路並びに西田中町B地区住環境整備工事事務所及び建設課より引き継ぎを受けました道路を市道認定しようとするものでございます。 日程第5 議案第2号 大和郡山市清掃センター(ごみ焼却施設)延命化工事請負契約について御説明申し上げます。 本案につきましては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定に基づき、大和郡山市清掃センター(ごみ焼却施設)延命化工事請負契約を締結することについて、地方自治法第96条第1項第5号の規定により、議会の議決をいただこうとするものでございます。その内容といたしましては、昭和60年の竣工以来、29年間稼働し、設備の老朽化が著しい大和郡山市清掃センターを、国の交付金を受け、基幹的設備改修工事として大規模改修を行うものです。契約相手方といたしまして、条件付一般競争入札により、千葉県千葉市美浜区中瀬2丁目6番地1、三井造船環境エンジニアリング株式会社、代表取締役福井馨を選定し、契約金額55億 800万円にて工事請負契約を締結せんとするものでございます。 日程第6 議案第3号 平成26年度大和郡山市一般会計補正予算(第7号)について御説明申し上げます。 歳入歳出予算にそれぞれ3億 9,803万 4,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を 310億 1,023万 9,000円とするものでございます。 今回の補正の主な内容は、国の地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策に伴う補正予算に対応した関連事業でございます。 次に、繰越明許費の補正でございます。総務費の総合戦略策定業務外14件につきましては、全額翌年度へ繰越措置するものでございます。 さらに、債務負担行為の補正でございますが、郡山城石垣カルテ作成事業を新たに設定いたすものでございます。 続きまして、地方債の補正でございますが、臨時財政対策債の限度額を増額するものでございます。 それでは、歳出より御説明申し上げます。 第2款 総務費は1億 3,839万 3,000円の増額補正でございます。その内訳は、第1項 総務管理費、第1目 一般管理費におきまして退職者の増により職員手当等で 7,859万 3,000円と、国の補正予算を活用して、第4目 企画費におきまして、まち・ひと・しごと創生総合戦略策定支援業務に 1,000万円、転入・定住・家族の絆応援助成金に 3,000万円、ふるさとづくり推進事業としまして、「箱本物語館」設置経費 980万円、「義経・与一・弁慶・静合同サミット」開催経費 300万円、「柳澤吉保サミット」開催経費 300万円をそれぞれ増額するとともに、第11目 生活安全費におきまして、幼児二人同乗用自転車購入費補助金 400万円を増額補正いたすものでございます。 第3款 民生費は 9,252万 5,000円の増額補正でございます。これは、第1項 社会福祉費、第1目 社会福祉総務費におきまして介護保険事業特別会計繰出金で 2,250万円と、国の補正予算を活用して、第13目 地域住民生活支援費におきまして臨時福祉給付金給付対象者への商品券支給事業に 6,500万円、第2項 児童福祉費、第1目 児童福祉総務費におきまして、親子たんとん広場整備等の子育て支援事業に 149万 3,000円、第3目 保育所費におきましても保育園整備等の子育て支援事業に 353万 2,000円を増額補正いたすものでございます。 第4款 衛生費は 477万円の増額補正でございます。これは、国の補正予算を活用して、第1項 保健衛生費、第6目 環境対策費におきまして家庭用燃料電池設置費助成金を 250万円増額補正いたすものでございます。また、第2項 清掃費、第2目 ごみ処理費におきまして資源リサイクルのためのペットボトル選別作業に要する経費 227万円を増額補正いたすものでございます。 第6款 農林水産業費は国の補正予算を活用して、第1項 農業費、第3目 農業振興費におきまして、食と農プロジェクト業務に 1,000万円、第3項 水産業費、第1目 水産業振興費におきまして金魚産業振興事業として金魚マイスター認定業務に 100万円増額補正いたすものでございます。 第7款 商工費は 5,197万 9,000円の増額補正でございます。これは、国の補正予算を活用して、第1項 商工費、第1目 商工業振興費におきまして商工会でのプレミアム商品券発行等に要する経費に 1,525万 8,000円、商工業振興事業として異業種交流事業に 440万円、住宅リフォーム助成金に 150万円、工場等設置奨励金に 2,063万 4,000円、商店街まちなかにぎわい創出事業に 334万 7,000円、第3目 観光費におきまして外国語観光パンフレット作成等の観光振興事業に 684万円増額補正いたすものでございます。 第8款 土木費は 2,298万 6,000円の増額補正でございます。これは、国の補正予算を活用して、第2項 都市計画費、第3目 公園費におきまして郡山城天守台改修事業を増額補正いたすものでございます。 第9款 消防費、第1項 消防費、第1目 広域消防費は 3,447万円の増額補正でございます。これは、広域消防組合職員の退職等に伴う人件費の補正でございます。 第10款 教育費は国の補正予算を活用して 4,191万 1,000円の増額補正でございます。その内訳は、第1項 教育総務費、第3目 教育振興費におきまして市内在住の小・中学校児童・生徒の読書推進事業として商品券を支給する経費に 3,961万 1,000円、第5項 社会教育費、第6目 文化財保護費におきまして郡山城石垣カルテ作成事業に 230万円をそれぞれ増額補正いたすものでございます。 次に、歳入についてでございますが、第14款 国庫支出金で2億 5,043万円、第19款 諸収入で 2,293万円、第20款 市債で臨時財政対策債1億 3,975万円をそれぞれ増額いたすものでございます。なお、財政調整基金を 1,507万 6,000円減額補正することにより、収支の均衡を図っております。  日程第7 議案第4号 平成26年度大和郡山市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 歳入歳出予算にそれぞれ1億 8,000万円を増額し、歳入歳出予算の総額を65億 5,097万 3,000円とするものでございます。 今回の補正は、介護サービス給付費の不足を見込み、第2款 保険給付費、第1項 保険サービス給付等諸費、第1目 介護サービス等諸費を1億円、第2目 介護予防サービス等諸費を 4,000万円、第4目 高額介護サービス等費を 2,000万円、第6目 特定入所者介護サービス等費を 2,000万円それぞれ増額補正いたすものでございます。 歳入につきましては、特定財源といたしまして第3款 国庫支出金を 3,500万円、第4款 支払基金交付金を 5,220万円、第5款 県支出金を 2,350万円増額いたすものでございます。また、一般会計からの繰入金 2,250万円も増額いたし、不足する財源につきましては介護給付費準備基金からの繰入金 4,680万円を増額補正することにより収支の均衡を図っております。 以上でございます。 何とぞよろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(出口真一君) ただいま提案理由の説明が終わりました。    ─────────────────────────────────── ○議長(出口真一君) 日程第8 平成27年度大和郡山市施政方針を求めます。 上田市長。         (上田 清君登壇) ◎市長(上田清君) それでは、平成27年度の市政運営に対する私の所信の一端を申し述べ、議員各位を初め、市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。 さて、昨年は本市にとって市制施行60周年という節目の年でございました。4月の記念式典を初めとして11月のフィナーレまで、多くの市民の皆様に御参加をいただき、各種記念事業を成功裏に終えることができました。この場をおかりして、御協力いただいた全ての皆様に感謝を申し上げます。 今回の60周年記念事業を通して、私たちが、私たち自身の地域やふるさとに対する夢や誇り、そして自信を持つことの大切さを確かめ合うとともに、とりわけ奈良県、そして郡山が世界の目から見ても奥深い魅力にあふれていることを再認識することができました。改めて、大和郡山市のすばらしさとその礎を築いていただいた先人たちの歩みに思いをはせるとともに、これからも私自身が市民の先頭に立ち、市勢発展のため全力で取り組んでいかなければならないとの思いを強くしたところでございます。 国におきましては、昨年12月の衆議院解散総選挙の結果、第3次安倍内閣が発足いたしました。政府は、地方創生を内政の最重要課題に掲げ、昨年末に人口減少克服と地域経済活性化に向けた今後5年間の総合戦略と人口の長期ビジョンを決定したところでございます。我が国における急速な少子高齢化の進展に対応し、人口減少に歯どめをかけるとともに、東京圏への人口の過度な集中を是正し、それぞれの地域で住みよい環境を確保し、将来にわたって活力ある社会を維持することを目標とするものでございます。 このことを踏まえ、本市におきましても、平成27年度中に「大和郡山市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、今後5カ年の基本目標、施策の基本的方向性、具体的な施策等を定めてまいります。また、政府は、足踏みが続く景気の底上げと地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策を昨年末に閣議決定し、「地域住民生活等緊急支援のための交付金」を補正予算として編成いたしました。本市におきましても、この交付金をできる限り活用し、本市の実情に応じた地域の消費喚起と活性化につながる取り組みを平成26年度補正予算に計上し、今議会で御提案申し上げています。 それでは、ただいま申し上げました補正予算で対応する交付金事業も含めまして、平成27年度の主要施策を第3次総合計画の5つの体系に沿って順次御説明をいたします。 第1章 協働のまち。 「市民と行政がともに参加、参画する地域づくりを進めるまち」でございます。 平成27年度は、大和郡山市第3次総合計画の最終年度に当たります。これまでの取り組みをいま一度検証しながら、本市が目指す将来像の実現に向けて、平成28年度を初年度とする第4次総合計画を策定いたします。 若い世代の転入・定住を応援する「転入・定住・家族の絆応援助成金」制度に引き続き取り組んでまいります。子供を産み育てる40歳以下の転入・定住を促進するとともに、親・子・孫の三世代の市内における居住を応援し、地域の活性化と家族のきずなの再生を図ってまいります。 市民の身近な移動手段であるコミュニティバスにつきましては、既存の3路線の運行を継続するとともに、自治体連携の初めての取り組みとして、近鉄平端駅前から運行されている安堵町コミュニティバスの経路上に計3カ所(西町・額安寺口・額田部北町)のバス停を設置し、利用させていただくことにより、周辺住民の利便性向上を図ってまいります。 市民サービスの充実として、コンビニエンスストアで市税等が納付できるコンビニ収納に取り組んでまいります。納税者の利便性向上と納税機会の拡充を図り、収納率の向上を目指します。 消費者行政につきましては、悪質な訪問販売や振り込め詐欺を初めとする特殊詐欺が多発する中、その役割はますます重要になっており、消費者行政活性化基金等を活用するなどして、週5日、2名体制での消費生活相談を維持してまいります。 住民記録、市税、国民健康保険、介護保険などの情報システムにつきましては、マイナンバー制度への対応も含め、現行のホストコンピューターからサーバーへのシステム移行を順次進めてまいります。新システムは、災害時の相互応援協定を締結している和歌山県橋本市と連携し、自治体クラウドとして構築いたします。橋本市とのシステムの共同化により、単独で管理する場合よりも経費を削減できるほか、大規模災害時など非常時の住民サービスの維持などでも効果を発揮できるのではないかと考えています。 持続可能な行財政運営につきましては、土地開発公社の解散に伴い市有地となった用地の活用及び処分について、第三セクター等改革推進債の公債費負担軽減を図るため、市有財産活用推進プランに基づき、着実に進めてまいります。 また、過去に建設された数多くの公共施設の更新問題に対応するため、国から「公共施設等総合管理計画」の策定が要請されています。本市では、既に平成25年度からの公共施設のファシリティーマネジメントに関する共同研究を早稲田大学と行うなど、公共施設の維持・管理等の問題についてはリメイク大和郡山も含め、全国に先駆けて取り組んでまいりました。今後は、この共同研究による調査・分析の結果も踏まえ、持続可能な公共施設の管理運営につながる計画の策定に取り組んでまいります。 第2章 産業・環境。 「元気な産業が育ち、市民や企業などが豊かな自然や歴史を守り生かしているまち」でございます。 本年3月22日、京奈和自動車道「郡山下ツ道ジャンクション」が開通いたします。名前でブランド力を高めることもふるさとに誇りを持つ一つのきっかけと考え、ジャンクションの名称を、藤原京から平城京へと続く古代の幹道・下ツ道にあやかり命名していただきました。今回の開通により、京奈和自動車道が西名阪自動車道と連結することになり、大阪、名古屋方面への交通の便が向上いたします。今後、利便性向上による観光振興、物流の効率化による企業立地の促進が大いに期待されます。 商工業の振興につきましては、昭和工業団地との連携を人的な支援も含めてより一層密にするとともに、工場等設置奨励金及び雇用促進奨励金による支援を行い、企業立地と雇用の場の確保に努めます。 また、市商工会との連携のもと、新規創業者への支援やプレミアム商品券への助成、「柳神くん祭り」や「筒井バル」の開催支援を行い、市内事業者や地域の活性化を図ってまいります。 地域経済への波及効果が高い住宅リフォーム助成事業につきましても継続して取り組みます。 観光振興につきましては、豆腐町の民家を無償でお借りして改修し、「箱本物語館」として歴史資料の展示などを行います。観光ボランティアガイドクラブの皆様に御協力いただき観光の拠点としても活用するとともに、市内外の方々に郡山の豊かで多様な「物語が見えるまちづくり」を積極的に進めていきたいと考えています。 庁舎、やまと郡山城ホール、観光案内所などに無料で利用できるWi-Fiスポットを設置し、災害時の情報通信機能の確保や観光客などへの情報通信サービスの提供を行います。 また、歩行者案内看板、周遊促進標識の設置や外国語観光パンフレットの作成など、さらなる観光PRに努めてまいります。 農業振興につきましては、農道整備やゲート設置などの農業基盤整備促進事業やため池の耐震化点検調査を行います。多面的機能支払交付金事業では、前年度より8地区増の市内30地区において、地域共同による農地、農道、水路等の保全管理などの取り組みへの支援を行います。 深刻化しているイノシシ等の有害鳥獣対策につきましては、捕獲おりの設置や駆除への助成を行い、農作物への被害を最小限に食いとめるよう努めてまいります。 金魚産業の振興につきましては、従来の取り組みに加え、新しい取り組みとして、金魚を飼う文化を復活させるため金魚名人や「金魚マイスター」の養成に取り組み、金魚にかかわる産業や金魚を生かしたまちづくりを進めてまいります。 環境にやさしいまちづくりについてでございます。 平成27年度から、いよいよ清掃センター長寿命化工事が始まります。3カ年で55億円の工事費が必要となる見込みでございます。また、並行して衛生センターの長寿命化事業にも取り組んでまいります。両事業あわせて非常に大きな財政負担となりますが、清掃センター、衛生センターともに一日も休止できない、市民生活に密着した施設でございます。事業内容を十分精査するとともに、最大限の財源確保に努めながらしっかりと進めてまいります。 地球温暖化対策につきましては、平成27年度から家庭用燃料電池システム設置の助成を行います。地域が主体となった再生可能エネルギーの利用を促進するとともに、温室効果ガスの排出を削減ししてまいります。 下水道事業につきましては、市内10工区において管渠整備を進めてまいります。今後も事業の効率化を推進し、快適な生活環境の確保に努めてまいります。 第3章 子育て・教育。 「市民が子どもを産み育てやすいまち」でございます。 次世代を担う子供たちに我が国の知恵や伝統を伝えるという意味も含め、「食育」の必要性が強く唱えられるようになっています。そうした中、本年4月から新学校給食センター「あすなろ」が業務を開始するとともに、市議会を初め各方面から御要望をいただいていた中学校給食もいよいよスタートする運びとなりました。全ての公立小・中学校において、食物アレルギーに対応した安全でおいしく栄養バランスのとれた給食サービスが実現できることとなります。 また、昨年、国の支援をいただき、学校給食に地元食材の利用拡大を図るモデル事業や、治道小学校でスーパー食育スクール事業に取り組みましたが、今後も関係者の皆様とともに知恵やアイデアを出し合いながら、さらに地産地消のしっかりとした仕組みづくりを進めていきたいと考えています。 未来を担う子供たちに必要なのは、それこそふるさとや地域に対する夢や誇り、自信、そして「食」ではないでしょうか。 そこで、補正予算で提案している「食と農プロジェクト」では、「食と農をつなぐ」を基本理念とし、学校給食を含め、生産者や消費者、子供たちや保護者それぞれの「物語」や「交流」をキーワードとして、お互いの立場を理解しながら、子供にとっても親にとっても安心でき、地域や農家の「元気」につながる「食」と「農」の仕組みづくりに取り組んでまいります。 学校教育の充実につきましては、子供たちの学校生活をサポートするために、少人数学級や少人数指導の充実、スクールカウンセラーや特別支援教育支援員、巡回指導員の配置、また学科指導教室(ASU)の充実などに努めてまいります。そうしたきめ細やかな教育を推進することでいじめや学力不信・不登校などを未然に防ぎ、子供たちが笑顔で元気に学べる環境を整えてまいります。 小学校におきましてトイレの洋式化と放送設備の更新を、中学校におきましては音楽室の空調設備の設置を年次的に進めてまいります。幼稚園では、平成25年度に実施いたしました耐震診断の結果、耐震補強が必要となった8園について耐震補強改修事業に取り組みます。平成27年度と28年度の2カ年で8園全ての耐震補強を集中的に行い、園児の安全確保に努めてまいります。 また、市有財産活用推進プランにのっとり、旧土地開発公社が保有していた市有地を片桐西幼稚園の菜園として整備し、新たに活用してまいります。 子育て支援体制の充実についてでございます。 先に申し上げました耐震診断の結果、耐震強度に問題のある矢田幼稚園と矢田山保育園につきまして、早稲田大学との共同研究の結果も踏まえ、幼保連携型認定こども園として統合し、整備いたします。平成27年度から3カ年で矢田町の旧シルバー人材センター事務所跡の市有地に新設し、平成30年4月の開園を目指します。定員につきましては、矢田幼稚園、矢田山保育園、両園の在園児数を超える 180名程度を確保し、よりよい子育て環境の整備を図ってまいります。 また、社会福祉法人郡山双葉会が運営するふたば保育園の建てかえ事業の支援を行います。当保育園は、定員拡大が喫緊の課題であり、耐震化も懸案事項でございました。建てかえ後は定員が50名増の 140名となり、地域子育て支援事業や一時預かり事業も実施される予定であり、さらなる保育サービスの充実が図れるものでございます。 幼児二人同乗用自転車につきましては、子育て世帯の経済的負担を軽減するために購入費用の一部を助成いたしております。これにつきましては、毎年多数の方々からのお申し込みをいただいております。平成27年度も、さらに予算額を増額して御要望にお応えいたします。 第4章 安全・快適な暮らし。 「安全が守られ、市民が安心して、便利で快適に暮らせるまち」でございます。 昨年は、広島県での豪雨、土砂災害を初め、御嶽山噴火等、またしても自然が猛威を振るい、改めて自然災害の恐ろしさ、厳しさを痛感させられた一年でありました。被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、改めて災害に強い、安心・安全なまちづくりを進めていかなければならないと思うところでございます。 まず、災害に強いまちづくりについてでございます。 市道北廻り線にかかる郡山大橋について耐震補強工事を実施いたします。その他の橋梁につきましても年次的に補強工事を行い、災害発生時の被害を最小限に食いとめるよう努めてまいります。 近年の局地的な集中豪雨による浸水被害の軽減を図るため、平和団地地区の雨水排水管改修工事や鴫ヶ池における流域貯留浸透事業を継続して進めてまいります。 新耐震基準が導入されました昭和56年以前の市営住宅の耐震調査を順次進めてまいります。民間木造住宅の耐震診断や耐震改修につきましても、引き続き助成を行ってまいります。 災害発生時に自力避難が困難である高齢者や障害者など要援護者の支援活動を円滑に行うため、要援護者避難支援管理システムを導入し、支援体制の整備に努めます。 消防・救急体制の充実につきましては、奈良県広域消防組合において消防救急デジタル無線や通信指令設備の整備、高規格救急車の更新を行い、広域化によるスケールメリットを生かした消防力の充実強化に努めてまいります。 地域防災の中核をなす消防団につきましては、旧耐震基準の消防分団庫の建てかえを年次的に進めてまいります。平成27年度は、今国府分団庫建てかえ工事の実施設計を行います。 次に、公共交通網の利便性を高め、市民が快適に移動できる環境づくりでございます。 昨年末、東京・名古屋間で着工されたリニア中央新幹線につきましては、全市一丸となり、「リニア新駅は、ど真ん中駅、大和郡山へ。奈良県・紀伊半島の隅々へ。そして一緒に未来へ。」という広い視点から、奈良県全体及び紀伊半島の発展のための提案として取り組んでまいります。 安全な交通環境の整備につきましては、計画的に市内一円の道路維持補修事業を行うとともに、西田中県営住宅線、伊豆七条高野線、番条稗田条里下三橋線等の道路新設改良事業を進めてまいります。 通学路の安全対策として、通学路合同点検による危険指摘箇所の歩道拡幅を行い、通学時における児童・生徒の安全確保に努めます。 また、警察署と連携しながら、生活道路での車の最高速度を時速30キロに規制する本市2カ所目の「ゾーン30区域」を筒井地区に設け、歩行者の安全な通行を確保いたします。 次に、秩序とゆとりのある都市空間づくりでございます。 魅力のある市街地づくりにつきましては、都市計画道路城廻り線整備事業を引き続き進めてまいります。平成27年度は公共用地先行取得事業特別会計も活用しながら用地買収や物件補償を行い、さらなる事業推進に努めてまいります。 身近な緑地の整備につきましては、国庫補助金を活用して、老朽化が進む公園遊具の改修整備を年次的に進めてまいります。 快適な住環境づくりにつきましては、市営住宅長寿命化計画の策定を行うとともに、片桐東団地D棟及びG棟の市営住宅建設に取り組み、安心して快適に暮らせる住環境を整備してまいります。 水道事業につきましては、水道ビジョン等策定業務委託や老朽配水管の敷設替などを実施し、安全で良質な水の安定的な供給に努めてまいります。 第5章 健康・福祉・生きがいづくり。 「市民誰もがいきいきと元気で暮らしているまち」でございます。 昨年11月、近鉄郡山駅周辺地区について、県と大和郡山市とのまちづくりに関する包括協定を締結いたしました。今後、県と市の双方でアイデアや知恵を出し合い、バリアフリー基本構想と連携させながら、高齢者を初め、全ての住民が安心・安全に「歩いて暮らせるまちづくり」を進めてまいります。 そのような中、バリアフリー基本構想に基づき、平成26年度から近鉄郡山駅バスターミナル及び周辺施設のバリアフリー改修工事に取り組んでいます。平成27年度は、バスターミナル及び歩道の改良工事、三の丸駐輪場撤去工事を実施いたします。 また、城跡公園、三の丸緑地、外堀緑地につきましても、誰もが気軽に利用できる憩いの場となるよう、バリアフリー化等の対策に順次取りかかってまいります。 鉄道駅のバリアフリー化といたしましては、近鉄平端駅のエレベーター設置事業の支援を行います。 高齢化社会の進展に伴い、全国で高齢者による交通事故が多発しています。このような事故を未然に防ぐため、高齢者の運転免許証の自主返納を推進し、公共交通の利用促進を図る支援制度を創設いたします。 平成26年度に引き続き、平成27年度も臨時的な措置として、所得の低い方々へ「臨時福祉給付金」が、子育て世帯へは「子育て世帯臨時特例給付金」がそれぞれ減額され、支給されます。そこで、本市におきましては、先に申し上げました「地域住民生活等緊急支援のための交付金」を活用し、「臨時福祉給付金」支給対象者に生活支援として、市内小・中学生に図書購入の支援として、それぞれ市商工会発行の商品券を支給いたします。 健康で元気に暮らせる環境づくりにつきましては、本年8月から県の補助制度を活用して精神障害者医療費助成事業を実施いたします。精神障害者の方々が安心して医療機関を受診し、安定した生活ができるよう経済的負担の軽減を図ってまいります。 健康づくりの推進につきましては、地域の世代間交流にもつながるラジオ体操の普及に取り組んでまいります。 また、 100万歩達成を目指して各自でウオーキングに取り組んでもらう「 100万歩手帳」を活用し、より一層の健康づくりを進めてまいります。 安心して生活できる社会保障制度の維持についてでございます。 国民健康保険事業につきましては、特定健診の受診率の向上やジェネリック医薬品の利用を促進することにより、医療費の抑制を図り、安定的な事業運営に努めます。 後期高齢者医療事業につきましては、運営主体である奈良県後期高齢者医療広域連合と連携しながら制度の円滑な運営に努めます。 介護保険事業につきましては、第6期介護保険事業計画に基づき、適正な保険給付に努めるとともに、介護予防事業を積極的に展開し、必要なサービス基盤の確保に努めます。 歴史的資源の保存につきましては、築城以来の大規模な整備として、郡山城天守台の石垣修復に取り組んでいます。昨年の発掘調査により、16世紀末に築造された5層の天守の威容が明らかになり、大きな話題となりました。豊臣家を特徴づける金箔瓦も出土し、 400年の時を超えて夢がつながった思いがいたします。城下町のシンボルになるような展望施設を整備し、誇りを持てるまちづくりを目指すとともに、石垣カルテの作成などにも取り組んでまいります。 物語が見えるまちづくりに関連して、本年、2つのサミットを開催し、歴史の縁を生かしたまちづくりを進めてまいります。 1つ目は、「柳澤吉保サミット」でございます。 東京都文京区に柳澤吉保が造営した庭園「六義園」がございます。この御縁から、文京区とともに吉保公の足跡や功績を再評価し、広く発信するためのサミットを本市で開催することになりました。吉保公、柳澤家ゆかりの姉妹都市甲府市や川越市、北杜市などにも参加を呼びかけてまいります。 2つ目は、「義経・与一・弁慶・静合同サミット」でございます。 源義経とゆかりの深い源九郎稲荷神社が洞泉寺町に鎮座することから、同サミットの第10回開催地として本市が選ばれました。源義経、那須与一、武蔵坊弁慶、静御前にゆかりの自治体が集い、歴史と伝承を新たな視点から掘り起こしてまいります。 これらの歴史的な縁をきっかけとして、自治体間で連携して新たな交流を生み出し、まちづくり・ひとづくりにつなげていきたいと考えています。 生涯学習の充実についてでございます。 生涯学習の拠点施設であると同時に災害時避難場所でもある中央公民館の耐震改修工事を実施いたします。 また、やまと郡山城ホールの設備修繕に年次的に取り組み、芸術文化活動の促進に努めます。 少年自然の家につきましては、本年4月1日から里山の駅「風とんぼ」と名称変更し、指定管理者制度による運営が行われます。これまで以上に、市民を初めとする利用者の皆様に満足していただける施設となるように努めてまいります。 生涯スポーツの振興につきましては、市内に19館ございます地域スポーツ会館の年次的な修繕を実施いたします。地域のスポーツ活動を推進するとともに、コミュニティや世代間交流の活性化を図ってまいります。 以上、施策体系により、平成27年度の主要施策につきまして、御説明申し上げました。 続きまして、平成27年度の予算について申し上げます。 本市の財政状況は、歳入の根幹である市税収入において、個人市民税が人口減少や高齢化による個人所得の減少により、固定資産税が3年ごとの評価替えによりそれぞれ大幅な減収となり、市税総額は平成では最も低い予算額となっています。 一方、歳出では人件費は減少するものの、増大する福祉や保健、医療ニーズに対応するための社会保障関係経費や中学校給食導入に伴う運営経費が大幅な増となっています。そのため、多額の財源不足が生じ、10億円の財政調整基金を繰り入れることにより、収支の均衡を図ったところでございます。 今後も厳しい財政運営を強いられることは確実であり、積極的に行財政改革を推し進め、より一層の財政健全化に努めてまいります。 平成27年度の予算編成に当たりましては、このような厳しい財政状況ではございましたが、あらゆる事務事業を精査し、喫緊の課題、将来に向けての重点施策に積極的に取り組み、財源の重点的かつ効率的配分に努めたところでございます。 こうして編成を行いました平成27年度の予算規模は、一般会計 312億 4,000万円、特別会計 207億 5,777万 2,000円、公営企業会計76億 3,214万 6,000円、全会計総計では 596億 2,991万 8,000円となったところでございます。 一般会計につきましては、前年度に比べ、19億円、 6.5%増の予算編成となりますが、これは清掃センター長寿命化事業に伴う経費が大幅な増となったことがその主な理由でございます。 さて、かねてから地方の人口減少、地方の危機が強く叫ばれています。しかしながら、東京一極の人口集中に対し、市町村同士が人口の取り合いをしても意味がありません。そうではなく、東京から人を呼び込む仕組みづくりが重要です。そのためには、「このまちに住んで、子供を産み育て、生涯を過ごしたい」と思える社会づくり、まちづくりが一番大切なことではないでしょうか。そうした意味で、東京都文京区との交流からさまざまなことを学びたいと考えています。 本年、大和郡山市は61年目の新たな一歩を踏み出します。この私たちの豊かな歴史や伝統に包まれたふるさとに、夢と誇りと自信を持つことからスタートしたいと改めて強く感じる次第でございます。 今後も、市政運営に当たりましては、本市の将来像「平和のシンボル、金魚が泳ぐ城下町。」の実現に向け、私を初め、職員一人一人がこれまで以上にスピード感を持って全力で取り組んでまいります。 最後に、議員各位を初め、市民の皆様の御支援、御協力を重ねてお願いを申し上げまして、平成27年度の施政方針とさせていただきます。どうもありがとうございました。    ─────────────────────────────────── ○議長(出口真一君) 日程第9 平成27年度大和郡山市教育行政方針を求めます。 赤井教育長。         (赤井繁夫君登壇) ◎教育長(赤井繁夫君) 本日ここに平成27年第1回定例市議会の開会に当たり、本市の平成27年度教育行政方針を申し述べ、御審議の参考に供したいと存じます。 私たちの町大和郡山市が魅力あふれる町として発展するための基盤は「人づくり」であり、新しい時代を切り開く心豊かでたくましい市民の育成が教育の最大の使命であると認識しております。 本市においては、人間尊重の精神に基づき、調和のとれた民主的な社会の形成者として、豊かな人間性と創造性を備えた人材を育成する教育を推進してまいります。 本年度から全国的に施行される新教育委員会制度に伴い、本市でも総合教育会議を設置し、関係部局と緊密な連携・協力を図りながら、教育に関する総合的な施策を推し進めてまいります。 また、不登校や問題行動等生徒指導上の諸問題につきましては、学校・家庭・地域社会及び関係機関等との緊密な連携・協力を図りながら、きめ細かな支援と指導に努めてまいります。 大和郡山市の輝く未来の実現に向けて、子供たちがふるさとに誇りを持ち、本市の教育目標である「“自然と郷土を愛し、豊かな人間性と創造性を培い、心身ともにたくましく、新しい文化を創造して、国際社会に生きる市民”の育成」を目指した諸施策を引き続き進めてまいります。 第1に、園・学校教育の充実であります。 学校教育の基本方針を「人権尊重の精神を基盤として、知・徳・体の調和のとれた人間性豊かな幼児・児童・生徒の育成を目指す」とし、次に掲げる事項を重点的施策として取り組みを進めてまいります。 1つ目は、確かな学力を培う教育の推進であります。 これまでも、「わかる・できる授業」を目指し、ティーム・ティーチングや少人数指導、補充的・発展的な指導など、個に応じたきめ細やかな指導方法の工夫・改善を図ってまいりました。 全国学力・学習状況調査等の結果から、本市における傾向としては、「読書時間や図書館の利用が少ない」、「自分の意見を書くこと話すこと、聞くこと等のコミュニケーション力の不足」など課題が見られました。このことから、年齢に応じて、基礎的・基本的な知識・技能の習得を図るとともに、各教科等において、記録・説明・話し合いなどの言語活動を充実させ、思考力・判断力・表現力等の育成を一層重視し、確かな学力の育成に努めてまいります。 さらに、豊かな学びを創造するため、幼稚園、小・中学校での読書活動を推進するとともに、市立図書館との連携のもと「読書手帳」の活用など、子供たちが読書に親しむ機会の拡充を図るとともに、学校法人奈良学園、奈良教育大学、天理大学、奈良工業高等専門学校との学市連携等により、学生や地域の方々による子供たちへの学習や心理的な支援に取り組むとともに、科学的な物の見方や考え方の育成など、きめ細やかな教育活動の一層の充実を図ってまいります。 2つ目は、豊かな人間性とたくましい心身を育てる教育の推進であります。 いじめや不登校などが社会問題化し、子供たちが主体的にみずからの生き方を切り開いていくための力や、仲間とともに支え合って生きていく力を身につけることは極めて重要であります。このことから、自然体験、社会体験、ボランティア活動などのさまざまな体験活動を通して、自分や他の人への理解を深め、思いやりや助け合いの大切さを身につけ、自己の生き方を考えさせる指導を推進するとともに、生徒指導についてのガイドラインや、いじめ早期発見・早期対策マニュアル等を活用し、人権教育の推進と生徒指導の充実に努めてまいります。 特に、子供たちの問題行動が複雑化し、学校だけで対応することが難しくなっていることから、引き続き生徒指導上の諸問題に対応するための相談員派遣事業を実施し、生徒指導に精通した経験豊かな教員OBが市内各小・中学校を訪問し、必要に応じて関係機関とも連携しながら、いじめや不登校などの問題の未然防止、早期解決に向けた各学校の取り組みを支援してまいります。 また、基本的な生活習慣や社会生活上のルールを身につけさせる指導の充実を図るとともに、家庭との連携を深めながら、人間としての生き方・あり方について子供たちの自覚を促し、内面に切り込む教育を推進するとともに、教職員と子供たちとの人間的ふれあいを大切にし、各園・学校の生徒指導体制やスクールカウンセラーなど、教育相談体制の充実を図ってまいります。 一方、教育上特別の支援を必要とする幼児・児童・生徒に対しては、子供たちがみずからの力で生活や学習上の困難を改善していけるよう、特別支援教育支援員の派遣を今年度はさらに拡充し、一人一人の教育的ニーズに対応してまいります。 また、不登校への取り組みについては、子供たちの学習の場となる学科指導教室「ASU」及び心理的支援の場となる「ASUカウンセリングステーション」における社会的自立を目指した不登校対策総合プログラムを一層充実させてまいります。 3つ目は、安心・安全で快適な教育環境の整備であります。 園・学校は、子供たちが1日の大半を過ごす学習と生活の場であり、年次的、計画的に施設や設備の整備を進める必要があります。幼児・児童・生徒が安心・安全な学校生活が送れるよう、幼稚園では耐震補強改修を実施してまいります。小学校では、トイレの洋式化と放送設備の更新を進めてまいります。また、中学校では、特別教室への空調設備を年次的に設置していくなど、施設の整備・充実に努め、学習環境の向上を図ってまいります。 平成24年度から着手しています新学校給食センター建設事業については、平成26年12月末に完成し、平成27年4月から「大和郡山市小学校給食センターあすなろ」としてオープンします。また、学校給食センター矢田は、「大和郡山市中学校給食センターおおぞら」として、2センター体制で全ての公立小・中学校で給食サービスを実現し、あわせて2センターともアレルギー調理室を完備し、食物アレルギーを持つ児童・生徒にも食物アレルギー対応給食を提供してまいります。 懸案であった小学校給食の献立が統一され、給食目標である「安心・安全でおいしい給食、食育の推進、地産地消の推進、食物アレルギー対応への取り組み」を一層充実させてまいります。 また、近年、全国的に登校中の児童等が巻き込まれる死亡事故が相次いで発生しており、小学校通学路を対象にPTA、郡山警察署、県及び市の道路管理者、市教育委員会の4者で危険箇所の一斉点検を行い、その対応策に基づき改善を進めてまいりました。 今後も、危険箇所解消に向け、定期的に各学校の通学路を確認するとともに、学校からの要望等を随時受け付け、関係部署と連携を密にしながら通学路の安全確保に努めてまいります。 4つ目は、幼児教育及び子育て支援の充実であります。 幼稚園においては、3年保育を通して発達や学びの連続性を踏まえた幼児教育全般の深化充実に努め、主体的・意欲的に活動する幼児の育成を推進してまいります。 また、家庭との連携を図るための預かり保育を引き続き実施するとともに、保護者の子育てについての理解を深めるため、幼児教育センターとしての機能を充実させ、親と子の育ちの場となるよう努めてまいります。 治道認定こども園については、子ども・子育て支援新制度の導入に伴い市長部局へ移管いたしますが、幼児教育の目標が達成されるよう、教育委員会として積極的に関与してまいります。 5つ目は、教職員の資質向上であります。 校園長を中心に、各園・学校の教育目標を定め、その具現化に向けて指導体制の確立に努めてまいります。また、県教育委員会等と連携しながら、教科指導・生徒指導等にかかわる校内研修を充実させるとともに、教員みずからの個人研修や自己評価を通じて教職員の資質の向上を図ってまいります。 また、各園・学校の教育目標の達成状況並びに教育活動の成果や課題について、自己評価と学校関係者による学校評価を実施し、その結果を学校のホームページに掲載するなど、積極的に情報発信をすることで教育の質の保証と向上、さらに信頼される園・学校づくりに取り組み、保護者や地域住民が学校運営に参画することができる「地域と共にある学校づくり」を推進してまいります。 第2に、生涯学習の推進であります。 余暇の増大、社会の少子高齢化及び情報化の進展に伴い、生きがいや心のゆとりを大切にしようと、人々の生涯学習に対する意欲が高まっています。このような状況に対応するため、学習の機会や情報の提供など学習環境の整備・充実に努め、学んだ成果を将来的に地域社会に還元していただき、新たな地域コミュニティ形成につなげるととともに、本市のまちづくりにも貢献していただけるよう期待するところです。そのような観点から、以下の重点的な取り組みを進めてまいります。 1つ目は、地域社会における支援体制であります。 生涯学習の基礎づくりを行う場である家庭の教育力を向上させるため、家庭教育学級や各小学校単位において、コーディネーターを中心に運営している放課後子ども教室などの充実・支援のための体制づくりを進めてまいります。 また、女性の社会進出や協働のまちづくりの推進の一環として郡山・女のまつりを引き続き開催し、男女がともに生き生きと学び高め合う共生社会を推進してまいります。 2つ目は、社会教育施設の利・活用であります。 中央公民館を初め各地区公民館におきましては、地域の文化活動の振興や地域住民の健康増進等を図るため、地域のニーズに合った各種講座や教室を開催するなど、活力と潤いのある公民館活動を引き続き行ってまいります。なお、三の丸会館につきましては、安全・快適に御利用いただくため、また本市の防災拠点としての強化を図るため、耐震補強改修に取り組んでまいります。 本年度から、少年自然の家は指定管理者制度の導入を行い、民間団体のノウハウを活用して、効率的かつ効果的な運営を行うことにより、利用者サービスの向上を図ってまいります。これを機に、市民の方に親しみと愛着を持って利用していただけるよう、施設の名称を里山の駅「風とんぼ」と変更し、青少年に限らず幅広い年齢層の利用を図り、質の高い各種事業を実施してまいります。 3つ目は、人権教育の推進であります。 大和郡山市人権施策に関する基本計画に基づき、全ての人の人権が尊重される自由で平等な社会づくりに向けて、市民一人一人が人権問題について正しい知識を持ち、みずから考え行動できる力を養えるよう、市民参加型の啓発活動や自主的な取り組みの支援、また学校教育における人権学習・活動の充実と人権課題への取り組みの支援などを総合的に推進してまいります。 4つ目は、図書館活動の充実であります。 図書館は、本と人、人と人との出会いの場として、乳幼児から高齢者まで多くの市民の方に御利用いただいております。 これまで進めてまいりました大和郡山市子ども読書活動推進計画は、学校での朝の読書や家庭での読書の推進、小学生への読書手帳の配布などさまざまな活動を行ってまいりました。今後も、これまでの実績を生かし、市立図書館を中心に子供と読書にかかわる関係各課、学校・園、ボランティア団体などが情報交換を行い、さらに連携を深め、子供たちの読書意欲を高めてまいります。 また、あらゆる世代の図書館利用に応えられるよう、資料収集、図書館サービスの充実にも努めてまいります。 5つ目は、芸術文化の振興であります。 人々の創造性を育み、心豊かな社会の形成に寄与する文化芸術につきましては、やまと郡山城ホールを拠点として、その振興と充実に努め、市民が芸術文化に触れる機会を提供してまいります。また、同施設において毎年開催しております記憶力大会については、現代の稗田阿礼を発掘・育成することを通して、文化の創造を全国に発信できるよう一層の充実に努めてまいります。 6つ目は、青少年の健全育成であります。 次代の社会の担い手である青少年に対して、親子のきずなを深めるとともに、社会教育にかかわる各種団体相互の連携を強めるため、引き続き親子まつりを開催し、生きがいのある人間性豊かな地域づくり、ふるさとづくりを推し進めてまいります。また、青少年センターを中心に、学校や警察、地域と連携し、青少年の非行や問題行動の防止、青少年を取り巻く有害環境の改善に努めるなど青少年健全育成の取り組みを進めてまいります。 7つ目は、文化財の保存と活用であります。 歴史や文化財に対する市民の関心の高まりに応え、貴重な歴史資産を確実に後世に継承していくため、適切な保存と活用を図ってまいります。 国等の指定文化財に対しては保存・修理の支援を行うとともに、平城京十条・羅城の構造等を確認するための発掘調査を実施いたします。 また、歴史フォーラムや展示会を開催し、資料・リーフレットの作成、配布を行うなど、市民が歴史と文化財に触れる機会をふやし、その普及啓発に努めてまいります。 平成25年度から都市建設部とともに着手した郡山城天守台展望施設整備事業につきましては、学識者から成る整備委員会を立ち上げ、文化財保護の観点から指導助言を受けて進めてまいります。事前の発掘調査では、郡山天守の礎石を発見するなど大きな成果をおさめ、説明会、歴史フォーラムなどを通じてその成果を市民の方に発信し、大きな関心を呼んでいるところです。今年度は、石垣の解体修理、検出された礎石の展示公開など、天守台の保存と活用に文化財保護の立場から取り組んでまいります。 以上が、平成27年度教育行政方針の概要でございますが、教育費予算総額25億 215万 3,000円の予算執行に当たりまして、限られた経費で最大限の効果を上げるべく最善を期してまいります。 議員各位におかれましては、教育行政に深い御理解を賜り、より一層の御支援と御協力をお願いいたしますとともに、よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。    ─────────────────────────────────── ○議長(出口真一君) 次に、日程第10 議案第5号から日程第31 議案第26号までの22議案を一括議題といたします。 朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。 吉村副市長。         (吉村安伸君登壇) ◎副市長(吉村安伸君) それでは、ただいま上程をいただきました議案第5号から議案第26号までの22議案につきまして、一括して提案の説明を申し上げます。 日程第10 議案第5号 大和郡山市情報公開条例の一部改正について御説明申し上げます。 本案につきましては、独立行政法人通則法の一部改正に伴い、行政機関の保有する情報の公開に関する法律においても一部改正が行われたことから、所要の改正を行うものでございます。 改正の内容といたしましては、行政機関の保有する情報の公開に関する法律の一部改正に準じ、条文中、独立行政法人通則法の引用である「特定独立行政法人」を「行政執行法人」に改めるものでございます。 なお、この条例は、平成27年4月1日から施行するものでございます。 日程第11 議案第6号 大和郡山市行政手続条例の一部改正について御説明申し上げます。 本案につきましては、行政手続法の一部改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。 改正の内容といたしましては、行政指導が法令に規定する要件に適合しないと思料される場合に、当該行政指導の相手方が行政指導の中止を求めることができることとし、また法令に違反する事実があることを知る者は、その是正のためにされるべき処分を市に対して求めることができることとするものなど、法に準じ改正するものでございます。 なお、この条例は、平成27年4月1日から施行するものでございます。 日程第12 議案第7号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について御説明申し上げます。 本案につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。 その内容といたしましては、今回の法改正により、従来の教育委員長と教育長が一本化され、総合教育会議が設置されることや関係法律において改正が行われたことから、教育委員会委員長の報酬の規定の改正及び引用法令等につきまして、文言の整理等の改正を行うものでございます。 なお、この条例は、平成27年4月1日から施行するものでございます。 日程第13 議案第8号 大和郡山市認定こども園条例の一部改正について御説明申し上げます。 本案につきましては、幼保連携型認定こども園として名称及び位置等を定めるため、本条例を改正するものでございます。 改正の内容といたしましては、条例の題名を「大和郡山市幼保連携型認定こども園条例」に改め、「就学前のこどもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律」に基づく幼保連携型認定こども園として、治道認定こども園を設置いたすものでございます。 なお、附則におきまして、「大和郡山市立小学校、中学校及び幼稚園の設置に関する条例」及び「大和郡山市保育所条例」についても改正を行い、「大和郡山市立治道幼稚園」及び「大和郡山市立治道保育園」に関する部分をそれぞれ削るものでございます。 なお、この条例は、平成27年4月1日から施行するものでございます。 日程第14 議案第9号 大和郡山市立幼稚園保育料及び入園料条例の全部改正について御説明申し上げます。 本案につきましては、子ども・子育て支援法の制定に伴い、本市における幼稚園保育料に関する事項を定めるため、本条例を改正するものでございます。 その内容といたしましては、本条例を全部改正し、題名を「大和郡山市立幼稚園の保育料に関する条例」に改め、市立幼稚園の幼稚園保育料及びその徴収根拠について規定するものでございます。 なお、この条例は、平成27年4月1日から施行するものでございます。 日程第15 議案第10号 大和郡山市保育の実施に関する条例の全部改正について御説明申し上げます。 本案につきましては、子ども・子育て支援法の制定に伴い、本市における保育所の保育料に関する事項を定めるため、本条例を改正するものでございます。 その内容といたしましては、議案第9号と同様、全部改正し、題名を「大和郡山市立保育所の保育料に関する条例」に改め、市立保育所の保育料として、政令で定める額を限度とする旨定めますとともに、保育料の徴収根拠について規定するものでございます。 なお、この条例は、平成27年4月1日から施行するものでございます。 日程第16 議案第11号 大和郡山市手話に関する基本条例の制定について御説明申し上げます。 本案につきましては、手話が言語であるとの認識に基づき、手話の理解の促進と普及を図り、地域で支え合い、手話を使って安心して暮らすことのできる大和郡山市を目指し、本条例を制定するものでございます。 その内容といたしましては、手話に関する基本理念を定め、市の責務を明らかにいたしますとともに、手話に対する理解を深め、手話を使いやすい環境にするための推進方針の策定等について定めるものでございます。 なお、この条例は、平成27年4月1日から施行するものでございます。 日程第17 議案第12号 大和郡山市介護保険条例の一部改正について御説明申し上げます。 本案につきましては、介護保険事業計画期間の満了に伴う第6期介護保険事業計画の策定に伴いまして、介護保険料の改定等を行うべく、所要の改正を行いますとともに、介護保険法の改正に伴い、新たに市町村において実施することとされた介護予防・日常生活支援総合事業等の地域支援事業につきまして、事業の実施の日を定めるものでございます。 改正の内容といたしましては、平成27年度から平成29年度までを事業計画期間とする第6期介護保険計画に基づきまして、当該期間に係る介護保険料の料率を定めますとともに、改定に伴う基準保険料が従前に比べて月額当たり 700円増の 5,400円となりますことから、保険料負担の激変緩和を図るべく、保険料段階を現行の10段階から12段階へと細分化することなど所要の事項を定めるものでございます。 また、介護保険法の改正に伴い、新たに実施することとされました介護予防・日常生活支援総合事業等の地域支援事業につきまして、体制整備の必要性等に鑑み、当該事業の円滑な実施を図るため、事業の実施の日を、介護予防・日常生活支援総合事業については平成29年4月1日、その他の地域支援事業については平成30年4月1日とそれぞれ定めるものでございます。 なお、この条例は、平成27年4月1日から施行するものでございます。 日程第18 議案第13号 大和郡山市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例等の一部改正について御説明申し上げます。 本案につきましては、介護保険法施行規則等の一部改正に伴いまして、厚生労働省令に定められた基準に基づき定めております関係3条例について、所要の改正を行うものでございます。 それでは、順次説明させていただきます。 まず「大和郡山市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例」及び「大和郡山市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例」の一部改正につきまして、一方が介護サービス、一方が予防サービスについて定めるものでございますが、いずれの条例も地域密着型サービスに関するものでございます。 改正の内容といたしましては、地域密着型サービスの名称の変更、介護事業所におけるサービス利用登録定員数を改めますとともに、厚生労働省令の改正に伴う規定の整備等を行うものでございます。 次に、「大和郡山市指定介護予防支援事業者の指定に関し必要な事項並びに指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例」の一部改正につきましては、「介護予防・日常生活支援総合事業」を実施するに当たり、効果的な支援等を行うために市町村が行う会議におきましても、必要な資料または情報等の提供を指定介護予防支援事業所に対して義務づけるものでございます。 なお、この条例は、平成27年4月1日から施行するものでございます。 日程第19 議案第14号 大和郡山市小規模住宅地区等改良事業施行に関する条例の廃止について御説明申し上げます。 本案につきましては、平成10年度から施行いたしております西田中町B地区小規模住宅地区改良事業が平成27年3月末をもって終結することに伴い、関係条例の廃止及び所要の改正を行うものでございます。 その内容といたしましては、大和郡山市小規模住宅地区等改良事業施行に関する条例を廃止するとともに、事業の終了に伴い、小集落改良住宅及び小規模改良住宅の入居者の選考等につきまして、市営住宅条例を準用することができるよう、「大和郡山市小集落改良住宅条例」及び「大和郡山市小規模改良住宅条例」において、所要の改正を行うものでございます。 なお、この条例は、平成27年4月1日から施行するものでございます。 日程第20 議案第15号 大和郡山市手数料徴収条例の一部改正について御説明申し上げます。 本案につきましては、鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律の一部改正により題名が改正されたことにより、所要の改正を行うものでございます。 改正の内容といたしましては、条例中の引用法令である「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律」を「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」に改めるものでございます。 なお、この条例は、平成27年5月29日から施行するものでございます。 日程第21 議案第16号 大和郡山市空家等の適正管理に関する条例の制定について御説明申し上げます。 本案につきましては、空き家等の適正管理に関する施策について「空家等対策の推進に関する特別措置法」に定めるもののほか、必要な事項を定めるため本条例を制定するものでございます。 その内容といたしましては、適切な管理が行われていない空き家等が防災、衛生、景観等の市民の生活環境に深刻な影響を及ぼしていることに鑑み、「空家等対策の推進に関する特別措置法」に定めのあるもののほか、緊急安全措置、警察その他の関係機関との連携、空家等適正管理審議会の設置等について定め、良好な生活環境の保全及び安全で安心なまちづくりの推進に寄与しようとするものでございます。 なお、この条例は、平成27年6月1日から施行するものでございます。 日程第22 議案第17号 大和郡山市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。 本案につきましては、建築基準法の一部改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。 改正の内容といたしましては、建築基準法に規定される既存不適格建築物における建築行為のうち、適用除外としております規定について、「増築」または「改築」に「移転」を加えるものでございます。 なお、この条例は、平成27年6月1日から施行するものでございます。 日程第23 議案第18号 平成27年度大和郡山市一般会計予算について御説明申し上げます。 予算の性格並びに主要な項目については、市長より施政方針の中で説明がございましたので、それらの事項及び経常的な経費につきましては省略させていただきまして、予算の各費目の重点的な事項につき、概略の説明をさせていただき、審議の御参考に供したいと存じます。 なお、金額につきましては、比較判断を考慮し、いずれも万単位で説明させていただきますので、御了承願います。 まず、第1に、平成27年度一般会計歳入歳出予算の総額を、それぞれ 312億 4,000万円と定めようとするものであります。これを前年度当初予算と比較しますと、率にして 6.5%、金額にいたしますと19億円の増となっております。なお、この 312億 4,000万円の内訳につきましては、後ほど予算書に沿って各款別に御説明いたします。 第2に、債務負担行為についてでありますが、各事業の期間及び限度額を定めるものでございます。 第3に、地方債でございますが、歳出予算に計上しました諸事業に対する充当財源としての各事業債及び通常収支の不足分を補う臨時財政対策債の発行を予定しております。 第4に、一時借入金でございますが、借り入れの最高限度額を前年度と同額の60億円とするものでございます。 それでは、歳出から、順次、項目別に重要な部分について御説明いたします。 第1款 議会費は3億 8,013万円で、前年度と比較して 403万円の増となっております。これは、議員定数削減により報酬が 1,232万円の減となっております反面、議員共済会負担金が 1,758万円の増となったことが、その主な要因でございます。 第2款 総務費は総額30億 5,791万円で、前年度と比較して1億 957万円の減となっております。これは、システムオープン化やマイナンバー制度対応に伴い、情報管理費が1億 6,038万円の増となり、知事選挙及び県議会議員選挙費で 2,633万円、市議会議員選挙費で 5,950万円をそれぞれ新規計上いたした反面、退職者数の減により、職員退職手当が2億 9,072万円の減となったことが、その主な要因でございます。 第3款 民生費は 125億 4,661万円で、前年度と比較して1億 5,504万円の増となっております。これは、臨時福祉給付金給付事業で1億 1,226万円、子育て世帯臨時特例給付金給付事業で 5,433万円、生活保護費で 8,083万円がそれぞれ減となった反面、国民健康保険事業特別会計繰出金で 5,026万円、介護保険事業特別会計繰出金で1億 1,274万円、障害者自立支援等給付費で 6,780万円が増となっておりますのと、(仮称)矢田認定こども園建設事業費 1,307万円を新規計上いたしたことが、その主な要因でございます。 第4款 衛生費は40億 9,141万円で、前年度と比較して20億 1,114万円の増となっております。これは、清掃センター長寿命化事業が18億 6,633万円の増となっておりますのと、衛生センター長寿命化事業 1,475万円を新たに計上いたしたためでございます。 第5款 労働費は 2,396万円で、前年度と比較して 100万円の増となっております。 第6款 農林水産業費は3億 4,269万円で、前年度と比較して1億 2,683万円の増となっております。これは、農業基盤整備促進事業で 4,776万円、多面的機能支払交付金事業負担金で 5,082万円がそれぞれ増となっておりますのと、国営第2十津川・紀の川土地改良事業負担金 4,030万円を新規計上いたしたことが、その主な要因でございます。 第7款 商工費は1億 2,440万円で、前年度と比較して 701万円の減となっております。これは、プレミアム商品券発行事業等を平成26年度補正予算で対応することが、その要因でございます。 第8款 土木費は27億 6,501万円で、前年度と比較して5億 729万円の減となっております。これは、市道番条稗田条里下三橋線道路改良事業で1億 672万円、城廻り線街路事業で 8,811万円、片桐東団地建設事業で1億 2,272万円がそれぞれ増となった反面、九条プール屋根改修事業1億 5,000万円、南谷建替団地建設事業1億 8,912万円、西田中町小規模住宅地区改良事業5億 4,147万円がなくなったことが、その主な要因でございます。 第9款 消防費は7億 7,306万円で、前年度と比較して 588万円の増となっております。これは、消防団ポンプ車更新に要する経費 966万円がなくなった反面、奈良県広域消防組合分担金が 1,330万円の増となったことが、その主な要因でございます。 第10款 教育費は総額25億 215万円で、前年度と比較して3億 9,564万円の増となっております。これは、中央公民館耐震改修事業が1億 7,300万円の増となっておりますのと、幼稚園耐震補強改修事業 4,835万円と新学校給食センター「あすなろ」の管理運営経費1億 9,682万円を新たに計上いたしたことが、その主な要因でございます。 第11款 災害復旧費は前年度と同額の 2,000万円を計上しております。 第12款 公債費は45億 8,269万円で、減税補填債の償還終了等により、前年度より1億 7,568万円の減となっております。 第13款 予備費は前年度と同額の 3,000万円を計上しております。 次に、歳入関係の御説明を申し上げます。 第1款 市税の総額は 117億 5,758万円と見込み、前年度より3億 1,018万円の減額となっております。 その内訳といたしまして、法人市民税で 1,540万円増となる反面、個人市民税で1億 4,372万円の減、固定資産税は3年ごとの評価がえによる影響で1億 3,333万円の減、市たばこ税で 4,336万円の減となったのが、主な要因でございます。 第2款 地方譲与税は1億 5,620万円と見込み、前年度に比べ 1,580万円の減となっております。 第3款 利子割交付金は 2,800万円と見込み、前年度に比べ 1,800万円の減となっております。 第4款 配当割交付金は1億 1,800万円と見込み、前年度に比べ 3,000万円の増となっております。 第5款 株式等譲渡所得割交付金は 3,700万円と見込み、前年度に比べ 1,800万円の増となっております。 第6款 地方消費税交付金は通年で税率8%分が交付されるため、前年度に比べまして4億 1,300万円の増の13億 7,600万円と見込んでおります。 第7款 ゴルフ場利用税交付金は 300万円と見込み、前年度に比べまして50万円の減となっております。 第8款 自動車取得税交付金は 4,100万円と見込み、前年度に比べ 1,600万円の増となっております。 第9款 地方特例交付金は 4,400万円を見込んでおり、前年度に比べ 100万円の減となっております。 第10款 地方交付税は44億 2,800万円で、前年度に比べまして 9,800万円の減となっております。 その内訳といたしまして、普通交付税で39億 4,800万円、特別交付税で4億 8,000万円を見込んでおります。 第11款 交通安全対策特別交付金は前年度と同額の 1,500万円を見込んでおります。 以上の歳入につきましては、経済情勢、前年度の実績及び地方財政計画等を勘案の上、見積もり、算定いたしております。 第12款 分担金及び負担金は総額2億 6,053万円を見込んでおり、前年度と比較して1億 3,131万円の減となっております。これは、公立保育園・認定こども園に係る保育料負担金を本年より第13款 使用料及び手数料に変更したためでございます。 第13款 使用料及び手数料は総額6億 6,265万円で、前年度と比較して1億 3,597万円の増となっております。これは、先ほどの公立保育園・認定こども園に係る保育料を計上したためでございます。 第14款 国庫支出金は総額56億 5,011万円で、前年度と比較して3億 3,084万円の増となっております。これは、社会資本整備総合交付金が2億 9,566万円、臨時福祉給付金給付事業費補助金が1億 1,067万円それぞれ減となる反面、清掃センター長寿命化事業に伴う循環型社会形成推進交付金が8億 1,485万円の増となったことが、その主な要因でございます。 第15款 県支出金は21億 1,598万円で、前年度と比較して1億 7,491万円の増となっております。これは、国保制度基盤安定負担金が 2,918万円の増、各種統計調査委託金が 2,989万円の増となっておりますのと、多面的機能支払交付金事業負担金 4,699万円、知事及び県議会議員選挙費委託金 2,633万円を新規計上いたしたことが、その主な要因でございます。 第16款 財産収入は 5,114万円でございます。 第17款 寄附金につきましては 130万円を見込んでおります。 第18款 繰入金は10億 5,841万円で、前年度と比較しますと3億 8,888万円の増となっております。これは、主に財政調整基金繰入金が3億 5,000万円の増となっておりますのと、清掃センター維持管理基金繰入金 5,618万円を新規計上いたしたことが、その主な要因でございます。 第19款 諸収入は総額2億 6,569万円で、前年度と比較して 4,568万円の増となっております。これは、土木費受託事業収入におきまして、排水路改修受託事業収入 3,000万円を新規計上いたしたことが、その主な要因でございます。また、住宅新築資金等貸付事業特別会計の廃止に伴い、奈良県住宅新築資金等貸付金回収管理組合返戻金 1,151万円を新たに予算計上いたしております。 第20款 市債は総額31億 7,040万円を見込み、前年度と比較して9億 2,130万円の増となっております。これは、臨時財政対策債が1億 8,570万円の減となり、小規模住宅地区改良事業債1億 6,090万円がなくなった反面、公民館整備事業債が1億 7,570万円の増となり、清掃センター整備事業債10億 2,980万円を新規計上いたしたことが、その主な要因でございます。これらの歳入の各款につきましては、それぞれ歳出の経費に対応する財源として所要の額を計上したものでございます。 以上をもちまして、まことに概略ではございますが、平成27年度一般会計予算につきましての説明を終わらせていただき、続きまして、各特別会計でございます。 日程第24 議案第19号 平成27年度大和郡山市国民健康保険事業特別会計予算につきましては、歳入歳出予算の総額をそれぞれ 125億 600万円と定めようとするものでございます。前年度当初予算に対し13.1%、金額にして14億 5,079万 9,000円の増となっております。 日程第25 議案第20号 平成27年度大和郡山市後期高齢者医療事業特別会計予算につきましては、歳入歳出予算の総額をそれぞれ10億 8,000万円と定めるものでございます。 日程第26 議案第21号 平成27年度大和郡山市介護保険事業特別会計予算につきましては、歳入歳出予算の総額をそれぞれ69億 6,400万円と定めるものでございます。前年度当初予算に対しまして 9.7%、金額にしまして6億 1,741万 1,000円の増となっております。 日程第27 議案第22号 平成27年度大和郡山市介護サービス事業特別会計予算につきましては、歳入歳出予算の総額をそれぞれ 3,074万 3,000円と定めるものでございます。 日程第28 議案第23号 平成27年度大和郡山市公園墓地事業特別会計予算につきましては、歳入歳出予算の総額をそれぞれ 805万円と定めるものでございます。 日程第29 議案第24号 平成27年度大和郡山市公共用地先行取得事業特別会計予算につきましては、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億 6,897万 9,000円と定めるものでございます。 続きまして、各公営企業会計でございます。 日程第30 議案第25号 平成27年度大和郡山市水道事業会計予算につきましては、収益的収入は前年度対比 5.4%減の22億 3,584万 5,000円となっております。これに対し、収益的支出は前年度対比 2.4%減の20億 7,714万 3,000円を計上しており、これから予備費及び消費税支出を抜きますと、当期純損益は1億 5,978万 9,000円の黒字と予想しております。 なお、平成26年度からの会計制度の見直しによる現金を伴わない長期前受金戻入益2億 2,526万 9,000円を含んだものとなっております。 一方、資本的収支につきましては、前年度と比較して、収入は33.6%減の3億 2,120万 6,000円、支出は27.8%減の4億 8,678万 7,000円となりました。 その結果、収入が支出に対して不足する額は1億 6,558万 1,000円となり、損益勘定留保資金で補填する予定であります。 新年度の主な事業といたしましては、水道事業ビジョン及び整備計画策定業務委託、管路更新計画策定業務委託や総延長 4,800メートルの配水管敷設替事業等を予定しております。 日程第31 議案第26号 平成27年度大和郡山市下水道事業会計予算につきましては、収益的収入は前年度対比 3.1%減の26億 8,564万 6,000円となっております。これに対し、収益的支出は前年度対比 7.1%減の26億 6,405万 4,000円を計上しており、これから予備費及び消費税支出を抜きますと、当期純損益は 516万 8,000円の黒字と予想しております。 一方、資本的収支につきましては、前年度と比較して、収入は 1.2%増の17億 3,953万 4,000円、支出は 1.9%増の23億 9,064万 7,000円となりました。 その結果、収入が支出に対して不足する額は6億 5,111万 3,000円となっております。これは、損益勘定留保資金等で補填する予定であります。 本年度の主な事業といたしましては、平和団地、千日町、矢田山町を初め、市内10工区において延長約 4,112メートルの管渠整備の工事を予定しており、普及率は平成26年度末予定の92.1%から92.6%になる見込でございます。 以上をもちまして、平成27年度一般会計及び6特別会計並びに水道事業会計、下水道事業会計当初予算の提案趣旨説明を終わらせていただきます。何とぞよろしく御審議をいただきますようお願い申し上げます。 ○議長(出口真一君) ただいま提案理由の説明が終わりました。 本日の会議はこの程度にとどめ、これをもって散会いたします。 明27日は議案熟読のため休会いたします。 次回は3月2日午前10時より会議を開きます。 本日はどうも御苦労さまでした。               午前11時59分 散会...